インスタグラムの動画投稿には、リール・フィード・ストーリーズの3つのフォーマットがあり、それぞれに推奨される長さと上限秒数が異なります。
適切な長さに合わせることは、視聴完了率やアルゴリズム評価に直接影響します。
フォーマット別の主なポイントは以下の通りです。
- リールは15〜30秒が視聴完了率・拡散力の両面で最も安定
- フィード動画は30〜60秒、ストーリーズは15秒単位の区切りが基本
- 各フォーマットに設定された上限秒数(リールは最大90秒)
動画を長くしすぎると途中離脱が増え、短すぎると内容が伝わりきらないというトレードオフがあるため、フォーマットごとの推奨値を把握したうえで判断することが重要です。
この記事では、フォーマット別の推奨秒数とその根拠、目的に応じた長さの選び方、長さ調整の具体的な方法を詳しく解説します。

株式会社FIRSTは、YouTubeプロモーションの専門家たちが立ち上げた、動画制作とSNS運用の代行会社です。
クライアントのニーズに合わせたオリジナルのコンテンツ企画力を強みに、年間11.2億再生、最高月1.5億再生の実績。
Instagram、TikTok、YouTubeなど、多様なSNSプラットフォームでの豊富な経験を生かして、魅力的な動画コンテンツを制作し、クライアントのブランドに効果的なSNS戦略を提供します。
リール動画のおすすめの長さ:迷ったら15〜30秒
リールの推奨秒数は、15〜30秒です。
この範囲が、視聴完了率とエンゲージメントのバランスが取りやすく、多くのケースで有効とされています。
- 最もシンプルな結論:迷ったら15〜30秒に収める
- 短い動画(15秒前後)はテンポ重視・拡散向き
- 中尺(30秒前後)は説明や起承転結が必要なコンテンツ向き
- 60秒以上は「見てもらう理由」が明確なときだけ選ぶ
リールは投稿後の最初の数秒で視聴継続率が決まります。
秒数の選択は、コンテンツの構成と同じくらい重要な判断です。
このセクションでは、ケース別の推奨秒数と、迷ったときに使えるシンプルな判断基準を解説します。
15秒リールが向いているケース
テンポ感と瞬発力が求められるコンテンツは、15秒が効果的とされています。
短時間で完結するため視聴完了率が上がりやすく、アルゴリズムに評価されやすい傾向があります。
具体的には、以下のようなコンテンツに向いています。
- 料理・コスメなどの「ビフォーアフター」
- 流行りの音楽に乗せたダンスや動きのある映像
- 一言で完結するライフハックや豆知識
- 商品の見た目や雰囲気を伝えるショーケース系
情報を詰め込もうとして秒数を伸ばすより、1つのメッセージに絞って15秒に収める方が、結果として伝わりやすくなります。
テキストや字幕を活用すれば、短くても情報量を補えます。
30秒リールが向いているケース
起承転結が必要なコンテンツや手順を見せるコンテンツには、30秒が適しています。
15秒では説明が足りず、60秒では冗長になるケースに、30秒はちょうどよい落としどころです。
以下のようなコンテンツで力を発揮します。
- レシピや料理の手順を見せるコンテンツ
- ヘアアレンジやメイクのプロセス紹介
- 旅行・お出かけのハイライト動画
- 商品紹介や使い方の簡単なデモ
冒頭3〜5秒で引きつけ、中盤で本題を展開し、最後にまとめや行動喚起を入れる構成が、30秒リールの基本的な作り方です。
60秒以上のリールを選ぶときの考え方
60秒以上は、視聴者が「最後まで見る理由」を持っているコンテンツに限定するのが基本です。
長さが増えるほど離脱リスクも上がるため、尺を伸ばす判断は慎重に行います。
教育・解説系のコンテンツは、60秒以上でも視聴完了率が保たれやすいカテゴリとされています。スキルの習得方法を段階的に説明する動画や、複数の比較を行うレビュー動画は、長尺でも最後まで見てもらえる可能性があります。
すでにフォロワーとの信頼関係が築かれているアカウントであれば、長い動画でも離脱されにくい傾向があります。
フォロワー数が少ない段階や、アカウントを育てている初期フェーズでは、60秒以上は避けた方が無難です。視聴完了率が下がるとアルゴリズムの評価に影響するため、まずは15〜30秒で実績を積む方が、長期的な成長につながります。
迷ったときのシンプルな判断基準
秒数に迷ったら、「このコンテンツで伝えたいことは1つか、複数か」を基準に考えます。
- 1メッセージで完結する → 15秒
- 手順・流れを見せたい → 30秒
- 教育・解説で複数の要素がある → 60秒以上
もう一つの判断軸は「視聴者が途中で離脱する理由があるか」です。
飽きさせない自信があるなら長くしてよく、そうでなければ短くまとめる方が安全です。
秒数は後から調整できます。
まず15〜30秒で投稿し、データを見ながら最適な長さを探っていくのが現実的なアプローチです。
推奨秒数が決まったら、リール編集画面または動画編集アプリに戻り、該当の秒数にトリミングしてから投稿してください。
秒数の根拠となる視聴完了率とアルゴリズムの関係は、次のセクションで解説します。
その秒数が推奨される理由:視聴完了率とアルゴリズムの関係
「15〜30秒が良い」と言われる背景には、インスタグラムのアルゴリズムが視聴完了率を重要なシグナルとして扱っているという仕組みがあります。
結論から言えば、リールは15〜30秒に収めることが、完了率とリーチの両面で最も安定しやすい長さとされています。
- 視聴完了率が高いほど、アルゴリズムが「良質なコンテンツ」と判断しやすい
- 動画が長くなるほど完了率は下がり、リーチが伸びにくくなる傾向がある
- 離脱が起きやすいタイミングは動画の冒頭3秒以内と中盤以降に集中している
- 秒数の選択は「伝えたい量」より「最後まで見てもらえる長さ」を優先する
秒数を決める際に「どれだけ情報を詰め込めるか」を基準にしてしまうと、視聴者に最後まで見てもらえず、結果的にリーチが伸びないという逆効果になりえます。
このセクションでは、視聴完了率とアルゴリズムの関係を整理したうえで、離脱を防ぐための実践的な考え方を解説します。
視聴完了率がリーチに与える影響
インスタグラムのリールは、視聴完了率が高い動画ほど「おすすめ」や「発見タブ」に表示されやすくなります。
フォロワー以外へのリーチを伸ばすには、完了率を意識した秒数設計が不可欠です。
- 完了率が高い動画はアルゴリズムによる二次配信の対象になりやすい
- 完了率が低い動画は、たとえ内容が良くても拡散が止まりやすい
- 短い動画ほど完了率は統計的に高くなる傾向がある
Metaが公開している開発者向けドキュメントやクリエイター向けのガイドラインでは、エンゲージメントシグナルのひとつとして「動画の視聴時間・完了率」が明示されています。
これは視聴完了率が単なる参考指標ではなく、配信最適化に直結する数値であることを示しています。
具体的に言えば、60秒の動画を最後まで見てもらうのは難しく、完了率は半分以下にとどまることが多いとされています。
一方、15〜30秒の動画であれば完了率が高くなりやすく、アルゴリズムに「良質な動画」と認識されるチャンスが増えます。
動画の内容に自信があるほど、短くまとめる技術が重要になると言えます。
離脱が起きやすいタイミングと対策
離脱のピークは「冒頭3秒以内」と「動画の半分を過ぎたあたり」の2か所に集中しています。
この2点を意識するだけで、完了率は大きく改善する可能性があります。
- 冒頭3秒でつかめなければ、そのまま次の動画にスワイプされる
- 中盤以降は「続きに価値がある」と感じられないと離脱率が急上昇する
- 動画を短くすることは、中盤の離脱リスクそのものを減らす手段になる
冒頭は「この動画を見る価値があるか」を視聴者が判断する最初の関門です。テロップや映像で結論・驚き・疑問のどれかを冒頭3秒以内に提示することが、離脱防止の基本になります。
たとえば、「実はこの方法が一番早い」というテロップを画面中央に大きく表示する、あるいは完成形や結果の映像を冒頭に置いて「どうやったのか」という疑問を先に作るといった構成が、実践例としてよく見られます。「この後に答えがある」という期待感を最初に作れるかどうかが、完了率を左右します。
動画が15秒以内であれば、中盤の離脱が起きる前に動画が終わるため、離脱リスクを構造的に減らせます。30秒を超える場合は、中盤に「次の展開を予感させる一言」や「場面転換」を入れることで、視聴者の注意を引き戻すことができます。
それでも完了率が投稿インサイトで伸び悩んでいる場合は、動画そのものをもう少し短くトリミングすることを先に検討するほうが実用的です。
「削ると伝わらなくなる」と感じる場合は、伝えたい要素を1本の動画に詰め込みすぎているサインです。1動画1メッセージを原則にして、複数の要素は複数の動画に分けるほうが、完了率・リーチともに安定しやすくなります。
- 30秒を超えても収まらない場合は、テーマを分割して複数本に展開する
- トリミングの際は「この部分がなくても意味が通じるか」を基準に削る箇所を判断する
- 短くしても伝わる動画に仕上げることが、完了率改善への近道
迷ったときはまず15〜30秒を目標にトリミングすることが、完了率を確保しながら内容を伝えるうえでの現実的な出発点です。
視聴完了率とアルゴリズムの関係を理解したところで、次に気になるのは「自分の目的に合った秒数はどれか」という具体的な選び方です。
次のセクションでは、目的別にリール動画の長さをどう選ぶかを解説します。
目的別:リール動画の長さの選び方
リール動画の秒数は、「何を達成したいか」によって最適な長さが変わります。
- 新規リーチを狙うなら、7〜15秒前後の短尺が基本
- エンゲージメントを高めるなら、30〜60秒前後で内容に深みを出す
- 商品・サービスの紹介は、60〜90秒前後で構成を組むと伝わりやすい
目的を決めずに秒数を選ぶと、「なんとなく長い動画」になりがちです。
目的を軸に秒数を決めることで、編集の方向性も自然と定まります。
このセクションでは、代表的な3つの目的ごとに推奨秒数と選び方の根拠を解説します。
新規リーチ・認知拡大を狙う場合
新規ユーザーへのリーチを最大化したいなら、7〜15秒前後の短尺リールが最も適しています。
アルゴリズムが短尺動画の完視聴率を重視する傾向があり、短い動画ほど最後まで見てもらいやすいためです。
リールでは完視聴率や繰り返し再生率が強力に評価されるとされており、知らないアカウントの動画を最後まで見てもらうには、「短くてテンポがいい」ことが前提条件になります。
具体的な構成としては、冒頭1〜2秒でインパクトのある映像や問いかけを置き、残りの時間で結論を一気に見せる流れが効果的です。
- 冒頭1〜2秒:視覚的インパクトまたは問いかけ
- 中盤:結論・答えを端的に見せる
- 末尾:アカウントへの誘導(フォロー・プロフィール誘導)
テロップや音楽のテンポも「短く・速く・明快」に揃えると、完視聴率が上がりやすくなります。
まだフォロワーが少ない段階や、新しいジャンルでアカウントを育てたい場合は、まずこの秒数帯で継続投稿することを優先してください。
フォロワーとのエンゲージメントを高める場合
既存フォロワーとの関係性を深めたいなら、30〜60秒前後の中尺リールが適しています。
情報量と視聴継続のバランスが取りやすく、コメントや保存につながりやすい内容を作りやすい長さです。
短すぎると「見た・終わり」で終わってしまい、保存やコメントのきっかけが生まれません。
一方で60秒を大きく超えると、フォロワーであっても途中離脱が増える傾向があります。
30〜60秒という長さは、「役に立った」「保存しておきたい」と感じてもらうための情報密度を確保しつつ、最後まで見てもらえる現実的な上限に近い帯域です。
- 冒頭5秒:「こんな悩みありませんか?」など共感ポイントを提示
- 中盤20〜40秒:具体的なノウハウ・体験・比較などを展開
- 末尾5〜10秒:「コメントで教えてください」「保存して使ってね」などの行動促進
この秒数帯では、視聴者が「次の行動を起こしたくなる余白」を末尾に作ることが重要です。
情報を詰め込みすぎず、最後に一呼吸おく構成を意識してください。
商品・サービスの紹介をする場合
商品やサービスの魅力を伝えるなら、60〜90秒前後の長尺リールが適しています。
「何がいいのか」「誰に向いているか」「どう使うか」を順番に説明するには、一定の尺が必要です。
90秒を超えると視聴完了率が大きく下がる傾向があります。
商品紹介であっても「必要な情報だけに絞る」姿勢が求められます。
- 冒頭10秒:「こんな人に向いています」「この悩みを解決します」と対象を明示
- 中盤40〜60秒:商品の特徴・使い方・ビフォーアフターを具体的に見せる
- 末尾10〜20秒:価格帯・入手方法・プロフィールリンクへの誘導
商品紹介リールで特に注意したいのは、「見せたい情報を全部入れようとして長くなる」パターンです。
伝えるべきポイントを3つ以内に絞り、それぞれを端的に見せる編集が、視聴完了率と購買意欲の両立につながります。
目的別の推奨秒数を把握したうえで、該当の秒数にトリミングして投稿してみましょう。
目的別の推奨秒数を確認したら、インスタのリール編集画面または動画編集アプリに戻り、該当の秒数にトリミングして投稿してみてください。
次のセクションでは、リール以外のフィード投稿・ストーリーズ動画のおすすめの長さについて解説します。
フォーマットごとにルールが異なるため、合わせて確認しておくと投稿の選択肢が広がります。

株式会社FIRSTは、YouTubeプロモーションの専門家たちが立ち上げた、動画制作とSNS運用の代行会社です。
クライアントのニーズに合わせたオリジナルのコンテンツ企画力を強みに、年間11.2億再生、最高月1.5億再生の実績。
Instagram、TikTok、YouTubeなど、多様なSNSプラットフォームでの豊富な経験を生かして、魅力的な動画コンテンツを制作し、クライアントのブランドに効果的なSNS戦略を提供します。
フィード投稿・ストーリーズ動画のおすすめの長さ
リールだけでなく、フィード投稿やストーリーズでも動画の最適な長さを把握しておくことが重要です。
- フィード動画は最大60秒程度が上限の目安で、推奨は15〜30秒前後
- ストーリーズは1クリップあたり最大60秒で、それを超えると自動分割される
- フォーマットによって視聴文脈が異なるため、同じ素材でも最適な長さは変わる
- 長さの制限を知らないまま投稿すると、意図しない箇所でカットされるリスクがある
フィードとストーリーズはリールとは異なる視聴行動が前提になっているため、それぞれの特性に合わせた秒数設計が必要です。
なお、リール動画については一般的に15〜30秒前後が視聴完了率を確保しやすい長さとされており、認知拡大を目的とする場合は短めの15秒前後、商品訴求やフォロワーへの情報提供を目的とする場合は30秒前後を基準に検討するとよいでしょう。
フィード動画の推奨秒数と長さ制限
フィード動画は3秒〜最大60秒が仕様上の上限で、実際の投稿では15〜30秒前後が最も視聴完了率を確保しやすい長さです。
この上限はインスタグラムの仕様変更によって変動する場合があるため、投稿時点での公式情報も合わせて確認することをおすすめします。
- 3秒未満:投稿自体は可能ですが、情報を伝えるには短すぎる
- 15〜30秒:伝えたい内容を1点に絞り込める長さで、完了率が高い傾向にある
- 30〜60秒:複数の要素を含む場合に選択肢となるが、冒頭の引きが弱いと離脱されやすい
フィード動画の特徴は、タイムラインをスクロールする途中で自動再生される点にあります。
ユーザーが意識的に再生ボタンを押す動作を経ないため、最初の2〜3秒で視聴継続を判断されます。
15〜30秒の範囲で完了率が高くなりやすいのは、この視聴行動と関係しています。
短時間で内容が完結する動画のほうがアルゴリズム上の評価指標となる完了率を維持しやすく、結果としてリーチにも影響しやすいと考えられています。
この性質を踏まえると、30秒を超える長さにする場合は冒頭の設計が特に重要になります。
目的別の目安としては、新規ユーザーへの認知拡大を狙う場合は15秒前後で完結させる構成が向いており、既存フォロワーへの詳細な情報提供や商品訴求を目的とする場合は30〜60秒の範囲で検討する余地があります。
フィード動画は正方形(1:1)や縦型(4:5)が推奨です。横型(16:9)のままアップロードすると上下に黒帯が入る場合があるため、アスペクト比も合わせて編集しましょう。投稿後にリールへの変換を促す通知が出ることがありますが、フィードとしてそのまま公開する選択も可能で、強制的にリールに変換されるわけではありません。
ストーリーズ動画の推奨秒数と分割の仕組み
ストーリーズは1クリップあたり最大60秒で、それを超えた動画は自動的に複数のクリップに分割されて投稿されます。
推奨の長さは1クリップあたり15秒前後です。
- 15秒以内:1クリップで完結し、テンポよく見てもらいやすい
- 15〜60秒:1クリップ内に収まるが、後半で離脱が起きやすくなる
- 60秒超え:自動分割されるため、意図した区切りとズレが生じるリスクがある
ストーリーズの視聴行動は、フィードやリールとは大きく異なります。
ユーザーは次々とタップしながら複数のアカウントのストーリーズを流し見するため、1クリップあたりの情報量は少なめに抑えるのが基本です。
伝えたい内容が多い場合は、60秒の1クリップに詰め込むよりも、15秒のクリップを複数枚に分けて構成するほうが、各クリップでの完了率を保ちやすくなります。
ただし、クリップ数が増えるほど途中でスキップされるリスクも高まるため、3〜5枚程度を上限の目安として構成を組むとよいでしょう。
60秒を超える動画をアップロードすると、インスタグラムが自動的に60秒ごとに区切ってストーリーズを生成します。この分割は機械的に行われるため、会話の途中や映像のキリが悪い箇所でカットされることがあります。重要な情報が分割の境界にかかると視聴者に伝わらないリスクがあるため、60秒を超える素材は事前に動画編集アプリで手動分割してからアップロードするのが確実です。
推奨秒数を確認したら、インスタのリール編集画面または動画編集アプリに戻り、フォーマットに合わせた秒数にトリミングしてから投稿しましょう。
フィードとストーリーズそれぞれの推奨秒数がわかったところで、次のセクションではリールを含む全フォーマットの長さ制限を一覧で整理します。
インスタ動画の長さ制限:フォーマット別一覧
インスタグラムには複数の動画フォーマットがあり、それぞれに異なる長さの制限が設けられています。
- リールの最小・最大時間
- フィード動画の最小・最大時間
- ストーリーズの最大時間と自動分割のしくみ
制限を超えた動画はそもそも投稿できないか、自動でカットされる場合があります。
推奨秒数を考える前に、まず「そのフォーマットで何秒まで投稿できるのか」を把握しておくことが重要です。
制限の範囲内であれば何秒でも投稿できますが、エンゲージメントを高めやすい秒数の目安として、リールの場合は15〜30秒前後が多くのケースで効果的とされています。
目的別の詳しい推奨秒数は目的別:リール動画の長さの選び方で整理しています。
インスタグラムの各フォーマットには、以下の長さ制限が設けられています。
| フォーマット | 最小時間 | 最大時間 |
|---|---|---|
| リール | 3秒 | 約3分(180秒) |
| フィード動画 | 3秒 | 約60秒 |
| ストーリーズ | 1秒 | 60秒(自動分割あり) |
これらの数値はMeta公式のヘルプセンターで公開されている情報をもとにしています。
アプリのアップデートによって変更される場合があるため、数値が変わっている場合はMeta公式ヘルプで最新情報を確認してください。
各フォーマットの制限には、それぞれ注意すべき点があります。
- リールは最大約3分まで投稿可能ですが、アルゴリズム上はより短い尺(15〜30秒前後)のほうが拡散されやすい傾向があるとされています
- フィード動画は60秒を超えると、基本的にリール形式として処理されます(アプリのバージョンや投稿方法によって挙動が異なる場合があります)
- ストーリーズは60秒を超える動画をアップロードすると、自動的に複数のクリップに分割されます
フィード動画については、かつては最大10分まで対応していた時期もありましたが、現在はリールへの統合が進んでおり、長尺動画を投稿したい場合はリール形式を選ぶのが実態に合った選択です。
フィード動画が意図せずリールとして処理されることを避けたい場合は、あらかじめ60秒以内に編集してから投稿するのが確実です。
ストーリーズの自動分割は便利な機能ですが、分割箇所で視聴が途切れるリスクがあるため、60秒以内に収める編集を事前に行うほうが視聴体験を損ないません。
長さ制限を把握したうえで次に考えるべきは、「制限内のどの秒数が最もエンゲージメントを得やすいか」という推奨秒数の判断です。
次のセクションでは、リール動画を実際に推奨秒数へ調整する手順と、うまくいかないときの対処法を解説します。
リール動画の長さ調整と、うまくいかないときの対処
動画素材は準備できているのに、「どうやって指定の秒数に切り詰めるか」で手が止まるケースは少なくありません。
- インスタアプリ内でトリミングする基本手順
- 3分を超える長い動画を分割して投稿する方法
- スライダーが動かない・3分リールが使えないときの対処法
操作の手順に入る前に、「何秒にすればいいか」という判断軸を先に整理しておきます。
リールは一般的に15〜30秒前後がエンゲージメントを得やすい長さとされており、特に新規視聴者への認知拡大を目的とする場合はこの範囲が目安になります。
フォロワーへの情報提供や商品・サービスの訴求を目的とする場合は、内容の密度を保ちながら45〜60秒前後まで伸ばすことも選択肢に入ります。
60秒を大きく超えると視聴完了率が下がりやすくなる傾向があるため、伝えたい要素を絞ることが重要です。
目的に応じた目安を頭に置いたうえで、以下の操作手順を確認してください。
インスタアプリでのトリミング手順
インスタグラムのリール編集画面には、動画の開始点と終了点をドラッグで指定できるトリミング機能が標準搭載されています。
外部アプリを使わなくても、アプリ内で完結させられます。
手順は以下の流れで進めます。
ギャラリーから編集したい動画を選びます。
下部に表示されるタイムラインバーの左右の端をドラッグし、使いたい範囲を指定します。
「追加」または「次へ」をタップして編集画面に進みます。
複数クリップを使う場合は、クリップを長押しして再度トリミング範囲を調整できます。
タイムラインバーの端が黄色いフレームで表示されているときが、トリミング操作できる状態です。
スマートフォンの画面サイズによっては操作しづらいことがあるため、指の腹ではなく指先で細かく調整するとズレが少なくなります。
アプリ内トリミングは「切り出し範囲の指定」のみで、フェードやカットなどの細かい編集には対応していません。カット編集が3か所以上に及ぶ場合は、外部の動画編集アプリを使うほうが作業効率は上がります。
長い動画を分割して投稿する方法
リールの上限は現時点で最長90秒です(一部アカウントでは3分まで投稿可能な場合があります)。
自分のアカウントが3分に対応しているかどうかは、リール作成画面の録画ボタン付近に表示される上限秒数で確認できます。
上限を超える素材は、そのままでは投稿できません。
分割して複数投稿にするか、編集アプリでカットするかの2択になります。
- 前編・後編の構成にして、前編の末尾に「続きは次の投稿で」と字幕を入れる
- シリーズ投稿として複数本に分け、プロフィール上でまとめて見せる
- ハイライトに追加して、視聴者が順番に見られる導線を作る
分割する際は、1本ごとに「それだけ見ても内容が伝わる」構成にすることが重要です。
前後の文脈がないと視聴者が混乱しやすく、2本目以降の再生数が大きく落ちる傾向があります。
外部アプリを使う場合は、CapCutやInShotなど無料で使える動画編集アプリが一般的です。
これらのアプリで任意の秒数でクリップをカットし、それぞれをリールとして書き出すことができます。
書き出した動画をインスタのギャラリーから選択すれば、通常のリール投稿と同じ手順で公開できます。
3分リールが使えない・スライダーが動かない場合の対処
3分リールが表示されない、またはトリミングのスライダーが正常に動かない場合は、いくつかの原因が考えられます。
原因ごとに対処が異なるため、順番に確認します。
3分リールはすべてのアカウントに一斉に開放されたわけではなく、段階的に展開されている機能です。自分のアカウントでまだ使えない場合は、以下を確認してください。
- アプリを最新バージョンにアップデートする
- インスタグラムを一度ログアウトして再ログインする
- しばらく期間をおいて再確認する(機能の展開が順次行われているため)
アップデートと再ログインで解消されるケースが多く報告されています。
それでも使えない場合は、アカウントへの機能展開がまだ完了していない可能性が高く、しばらく待つ以外の対処が難しい状況です。
トリミングのスライダーが固まって動かない場合は、アプリの一時的な不具合が原因であることがほとんどです。
- アプリを完全に終了して再起動する
- スマートフォン本体を再起動する
- アプリのキャッシュをクリアする(設定 → アプリ → インスタグラム → キャッシュ削除)
キャッシュクリアはAndroid端末では設定から直接行えますが、iOSでは「アプリを削除して再インストール」が同等の操作になります。再インストール後もログイン情報は保持されるため、投稿データが消えることはありません。
冒頭で確認した推奨秒数(認知拡大なら15〜30秒前後、情報提供・訴求なら45〜60秒前後)を参考に、インスタのリール編集画面または動画編集アプリに戻り、該当の秒数にトリミングして投稿してみてください。
操作で詰まったときは、このセクションの手順を参照しながら一つずつ確認すると解決につながります。
まとめ
インスタグラムの動画投稿では、リール・フィード・ストーリーズそれぞれで推奨される長さが異なります。
同じ動画でも、どのフォーマットで投稿するかによって視聴完了率や離脱率が変わるため、
「何を伝えたいか」と「どこに投稿するか」の両方を踏まえて秒数を調整することが重要です。
フォーマット別の主なポイントは以下の通りです。
- リールは15〜30秒が最もバランスが良い
- フィード動画は30〜60秒、ストーリーズは15秒単位が基本
- 動画の長さは短めを基本に考える
動画は長すぎると途中離脱が増え、短すぎると情報不足になります。
そのため重要なのは、フォーマットごとの推奨秒数を理解したうえで、目的に応じて最適化することです。

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